![]() | 正しくは普賢延命菩薩像とよび、密教の普賢延命法の本尊で、増益延命を司る。2臂【ひ】(台密系)と20臂(東密系)とがある。 この像は20臂で、臂毎に法具を持ち、頭上に5仏の宝冠を被る。衣には朱の地に裁金を張り、金泥で丸紋を描く。蓮台は薄い朱で描く。白象4頭は生老病死の四苦を表すが、4頭の上には四天王を置いている。 像の描き方は禅宗系のもの、制作時期は14~15世紀とみられる。 |
![]() | ヒノキの素地の一木造。両袖先・両手・両足先は挿し込み、また両袖先・両手・光背・台座は後補である。髪型が縄状の渦巻形に作られている点に、清凉寺式釈迦如来像の影響が見られる。鎌倉末~南北朝時代の作である。 |
![]() | 青銅製で縁は直角式中縁である。 背面は中心部に花文鈕【ちゅう】座を設ける。界圏内区の上部には、対峙する双雀を置き、左右側面から下部にかけては、草花を配している。外区には珠文・鋸歯文・櫛目文など幾何学的な文様を巡らす。界圏を境に、内区は和式文、外区は漢式文と和漢混淆形式である。この形式はまま見受けられる。 室町時代の作と考えられる。 |
![]() | 五鈷鈴【ごこれい】は密教法具の一つで、修法【しゅほう】のとき振り鳴らして、衆生の眠れる仏性を呼び起すためのもので、鈴の上に五鈷杵【ごこしょ】をつけたものである。 この五鈷鈴は、青銅製で把【にぎり】の鬼目は大きく、鬼目の上下の蓮弁には鎬がついている。 全体として作りは簡潔であるが、鈴体の肩が張っていないところから、製作は平安末期から鎌倉初期にかけての作と推定される。 |
![]() | 材質は花崗岩製で、日枝神社境内にある。 基礎は円形で、複弁の反花が彫られる。竿には、上下と中央に三帯の節があり、縦に「永正八天(1511)辛未十二月二十日」の紀年銘がある。 中台は六角形で下部に単弁の請花があり、各面には格狭間が彫られている。 笠の蕨手は1つを除いて欠損し、笠は背が高く降棟も見られない。宝珠部は葱花状を呈する。 紀年銘を有し、年代の基準となる石燈籠である。 |
![]() | 花崗岩製で、地輪は割合に大きく、その上の水輪はやや押しつぶされた球状である。火輪は軒上端に反りを持たせるが、下端にわずかに反りがある。空・風輪は比較的大きく、空輪と風輪との間は溝状の窪みを持つ。 無銘ではあるが、中世五輪塔の様式を考える上で貴重な資料である。室町時代末期の作と考えられる。 |
![]() | 花崗岩製で、龕【がん】部六面に地蔵像が彫られている。現在、東城寺境内の池の中島に立つ。 構造は下部より基礎・竿・中台・龕部・笠・宝珠からなる。基礎には反花【かえりばな】座を置き、やや太めの竿には節が三帯設けられる。中台は六角形で、下部に二重蓮弁の請花を彫る。小振りの笠はやや厚く、蕨手が巻き上がる。 制作は室町時代後期から安土桃山時代にかけてと推定される。 |
![]() | 花崗岩製の石幢。笠が厚く宝珠は大きく、竿は太く短い特徴をもつ。 基礎には八葉の反花【かえりばな】座を置き、竿の上・中・下に節が設けられる。中台は六角で、側面に格狭間は無く、下部に請花を彫る。龕【がん】部は六角で、各面に地蔵像が浮彫られる。笠は厚く龕部に合わせて蕨手【わらびて】を設ける。宝珠部は大きめである。 筑波地方にみられる六地蔵石幢の特色をよく表している。製作は室町時代末期と推測される。 |
![]() | この経は六百巻あるうちの巻五〇六に当たる箇所のもので、金粉をニカワにとかしたもので紺紙に1行17字で書かれる。見返しには仏画を付し、裏面の宝相華唐草の紺紙は別の紙で修理される。 寺伝では性空上人筆といわれるが、仏画の様式、書体、罫線の書式等から鎌倉時代末期頃の作とされている。 |
![]() | 材質は雲母片岩製で、字は薬研【やげん】彫りで伸びやかである。製作は銘文により鎌倉時代建長5年(1253)7月である。 現在真言宗の般若寺は当時律宗であり、奈良西大寺叡尊の高弟忍性との関係が考えられる。忍性は『本朝高僧伝』に、各地に結界修法を行い、その数「結界寺院七十九所」と記されている。 |
![]() | 田宮ばやしは、田宮梶ノ宮神社へ奉納されるお囃子である。 楽器は大太鼓、小太鼓、大鼓、小鼓、横笛などを使う。演目は三切り、大杉ばやし、かっころばし、八車【やぐるま】、かどつけ、かえり、疱瘡【ほうそう】ばやしの七種である。 鉦を用いないことが演奏上の特徴である。また疱瘡ばやしの音律は、近在に例がない田宮独特のものである。 |
![]() | 土浦城二の丸南側土塁上に生育している。樹幹は地上約1mの所で2本に分かれ、樹勢は旺盛であるが幹の中心部は空洞である。県下でも有数の大樹の一つであるが、樹齢を確定することは不可能である。樹種はブナ科のイタジイである。 イタジイ(別名スダジイ・ナガジイ)の樹幹中央部の髄は柔組織で腐り易い。単にシイと呼ぶ場合、関西では果実の丸いツブラジイを、関東では果実の長い本種イタジイを指す。種子は生食できる。 |
![]() |
||
個別のサイトで検索土浦市立博物館上高津貝塚ふるさと歴史の広場(考古資料館)土浦市歴史文化遺産オンライントップに戻る |