上高津貝塚ふるさと歴史の広場(考古資料館)

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国指定史跡 上高津貝塚

 上高津貝塚は、今から約4,000年前から3,000年前の縄文時代後晩期につくられた、関東地方有数の大規模貝塚です。遺跡は、桜川河口域に位置し、舌状台地の斜面に沿って馬蹄形(ばていけい)状に分厚い貝層が広がっています。貝層は、1~1.5mの厚さで、汽水域に生息するヤマトシジミが9割以上を占めています。 明治33年(1900) に、江見水陰が採集資料を報告した『地中の秘密』によってその存在が知られ、昭和5年以降には大山史前学研究所が発掘調査を行いました。この時の調査記録や出土遺物は、第二次世界大戦の戦災で失われています。戦後には、慶應義塾大学考古研究会や東京大学総合研究資料館(当時)によって発掘調査が行われ、昭和52年(1977)に国の史跡に指定されました。 上高津貝塚はA~E地点の5地点に分けられます。史跡整備に伴い、平成2・3年(1990・19991)にA・C・E地点で発掘調査が行われ、貝層とともに集落跡が検出されています。特に、C地点の調査では、縄文時代中期から晩期にかけての住居跡と土坑墓が検出されたほか、完形の製塩土器が4点出土しています。製塩土器の完形品の出土例は少なく、関東地方の土器製塩を考えるうえで重要な資料です。製塩土器を含む上高津貝塚出土品は、上高津貝塚ふるさと歴史の広場の常設展示にて展示されています。
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